イオン液体(Ionic Liquids)は完全にイオンで構成されており、現在では特に 100℃未満で液体状態を呈する溶融塩を指すことが多い。
イオン液体には次のような特徴がある:蒸気圧が小さく、燃えにくく、安定性が高く、熱容量が大きく、導電性が良好で、「設計可能性」を備え、多くの無機塩や有機物に対して特殊な溶解性を持つ。
現在、イオン液体はグリーンケミストリーと触媒分野から、機能性材料、光熱・光電材料、生命科学などの分野へ急速に拡がり、これらの分野の発展に大きな影響を与えている。
CHEMFISH のイオン液体専門チームは、イオン液体の合成、性能研究、応用研究を行っており、イオン液体及び関連技術のサポートサービスを提供している。カチオンによる分類では、通常のイオン液体には 6 大類が含まれる:イミダゾール系、ピリジン系、第四級アンモニウム系、第四級ホスホニウム系、ピロリジン系、ピペリジン系。機能化イオン液体には 10 大類が含まれる:ヒドロキシル基、カルボキシル基、エーテル基、エステル基、アミノ基、スルホン酸基、アルケニル基、ベンジル基、ニトリル基、グアニジン系。
弊社はまた富士色素株式会社グループのイオン液体を代理販売しており、お問い合わせをお待ちしています。